Webデザインノート|Scriptの入門(プログラムの基礎) vol.1
プログラミングでしたね〜
今までのCSSみたいな、形式的に分かりやすいものでなく、
しかも馴染みのあまり無い文章の羅列に理解しづらい内容であったと思います。
そんな取っ掛かりにくいイメージのあるプログラミングですが、
実はそのイメージの大半は気持的なとこから来るものの割合が大きいので、最初にちょっと慣さえすれば、さほど難しいものではないと思います。ほんとに。
では、
ここから今日の内容をかみくだいてご説明いたします。
ぜひ、頭の中をクリーンにして読んでみてくださいね。
いれもの
1.
とあるお店に、Aさんという人がいます。
ビールのお値段をどうしようか考えてます。
(右下にあるものはメモ紙です)
2.
どうやら値段を400円に決めたようです。
それをメモ紙に書いておきました。
3.
その後、「ビールの値段」の書いたメモ紙を、
忘れっぽい性格のBさんに渡しました。
はいっ。
以上が変数の「宣言」とその「受け渡し(参照)」です。
値段を書いたメモ紙が「変数宣言」。
そのメモ紙はBさんでも他の人でも見ることができます。
ただし、そのお店に居る人のみです。
そのお店とは、
function() {
〜
}
です。
つまり、以上をプログラムで表すと...
お店.〜 = function() { var beer; ← メモ紙 beer = 400; ← Aさんが値段決める Bさんお会計 += beer; ←Bさんに渡す }
▲これは同じお店内なので可能。
他店.〜 = function() {
Zさんお会計 += beer;
}
▲これは他店なので、Aさんの書いたbeerのメモ紙は見ることが出来ない。
※ちなみに、「Bさんお会計 += 400」とは、
「Bさんお会計 = Bさんお会計 + 400」という意味です。
要は、元々のお会計に400を足して、
それを新しいお会計として書き直すというイメージです。
うごき
1.
さて、
ところ変わって、ある劇団に「Actor(役者)さん」がいました。
しかし、監督がいない為、何をしてよいのかわかりません。
2.
そこに神降臨!いや、監督がやってきました。
これで「Actor(役者)さん」ももう大丈夫!
3.
さて、監督が劇を進行する為に出した指示とは?!
お手だったかどうかは判りませんが、
とりあえず「Actor(役者)さん」は何をすればいいのかが判りました。
Actor.お手
はいっ。
以上がムービークリップの動作などの指示になります。
Actor(役者)さんは「ムービークリップオブジェクト」
監督は「あなた」
お手は「メソッド(動きの命令)」です。
つまり
「ムービークリップオブジェクト」にどんな動きをして欲しいのかを命令する訳ですが、この命令も沢山あって選ぶ方も大変です。
ですが、この「命令」を覚えていかないことには監督も勤まりません。
もちろんそれら命令も、
「Actor(役者)さん」向きであったり、
「学生さん」向きであったりと、
使う場面、使える場面がそれぞれ違ったりもします。
ですが、覚えないことには仕方ありませんので、
がんばって「命令」を覚えていきましょう。
どっち行けばいいの?(おまけ)
プログラムも人の人生と同じく、
どっちに行ったらいいのか...迷うことはありませんが、
作り手であるあなたがそっと手を差し伸べて教えてあげる必要があります。
でも、ただ闇雲に振り分けていたのでは本末転倒。
そこで、振り分けにも一定の条件を出してあげましょう。
if(もしも)20才以上だったら左へ。
else(それ以外は)、つまりこの場合だと20才未満は右へ。
このような形で一定の「条件」を決めてあげることによって、
さらに複雑な流れを作っていくことができます。
これが条件分岐の処理です。
ちなみに、本当はもっと条件分岐はあるのですが、
今回はこの辺でおしまいにしておきます。